こんにちは。ルンヌ(@lune_trip)です。
2020年の6月、ザ・リッツ・カールトン東京に日帰りで、ちょっと贅沢してきました。
ザ・リッツ・カールトン東京のスパでは、2019年2月より、トリートメントメニューを全面的に見直し、ホテル全体のコンセプトである「East Meets West(和と西洋の融合)」をテーマに、2つのシグネチャーメニューが誕生しています。
今回は、シグネチャーメニューの1つ、「SAKURA(サクラ)」を体験してきましたので、その全貌をご紹介します。
リッツカールトン東京は、2020/6/16(火)に営業再開しました。
新型コロナウィルス感染予防対応により、館内の営業時間、及び提供内容が一部、通常とは異なる部分がありますのでご注意ください。
Contents
ザ・リッツ・カールトン東京のスパ&フィットネス「ザ・リッツ・カールトン スパ 東京」
ザ・リッツ・カールトン東京は、マリオットボンヴォイのカテゴリー8(最高ランク)のホテルです。
六本木という都心にありながら、緑豊かな環境に恵まれた、美術館&ショップが集まる複合施設「東京ミッドタウン」の超高層ビル「ミッドタウン・タワー」の45階から53階に位置しています。
メインエントランスは、六本木駅から行く場合、東京ミッドタウンの裏側の檜町公園に面した方にあります。
六本木駅から徒歩で行く場合は、東京ミッドタウンの1階の小さなエントランスから入り、迷路のような通路を通って、エレベーターで45階のロビーに向かいます。
ザ・リッツ・カールトン カフェ&デリの横にあるサブエントランス
こんな感じの通路が続きます。
1階のエレベータホール。ここから45階へ向かいます。
ホテルの45階。メインロビーは明るくラグジュアリーな雰囲気です。
さすがのリッツカールトン。すぐにスタッフが声をかけてくれました。
レセプションの前には、大きな生花。
レセプションの前を通り過ぎて、直接、46階に向かいます。
ザ・リッツ・カールトンスパ東京の場所
リッツカールトン東京の46階が、スパ&フィットネス施設「ザ・リッツ・カールトン スパ 東京」になります。
手前の左側がレセプション。
リッツカールトンのスパで使用されているESPAのプロダクトも購入可能です。
つきあたり正面がプール、右がフィットネス施設、左がスパ施設になっており、
宿泊者はプール、フィットネスは無料で使用できます。
宿泊者であってもスパ施設は有料(3000円+税)。
マリオットの上級会員であるプラチナエリート以上の場合は無料です。
私はマリオットゴールド会員(プラチナエリート未満)ではありますが、
予約したプランに入館料が含まれているため無料でした。
施術の1時間前からスパ施設(ヒートエクスペリエンス)の施設が利用可能で、ジャグジーやサウナでゆっくり体を温めて、トリートメントの効果を最大限にすることができるんですよ!!!
ザ・リッツ・カールトンスパ東京の営業時間
<2020/4/1より当面の間>
スパ&フィットネス レセプション 7:00〜20:00
スパトリートメント 10:00〜18:30(トリートメント最終受付時間)
新型コロナの影響で、現在は短縮営業をしているようです。
ザ・リッツ・カールトンスパ東京のスパ施設(ヒートエクスペリエンス)をレポート
スタッフが館内の施設や非常口などの説明をしながら、更衣室まで案内してくれます。
スパ施設の入口。
右は男性更衣室、左は女性更衣室とトリートメントルームになります。
靴を脱いでスリッパに履き替えます。
スリッパは白いフカフカのホテル仕様。もちろん使い捨てです。
右にはヒートエクスペリエンス(温浴施設)、
左にはチェンジングルームやドレッサー、リラクゼーションルームがあります。
正面がリラクゼーションルーム、右がチェンジングルーム、左がドレッサーです。
チェンジングルーム
広々としたロッカールーム。
ロッカールーム内にも、ドレッサーがあります。
スパ施設内は基本的に携帯での通話は不可ですが、ロッカールーム内にモバイルルームという小さい部屋での通話はできます(写真奥の左側にあります)
ロッカーには、バスローブ、タオル(大・中)、ペーパーパンツが用意されており、ブラシ、ヘアゴムなどのアメニティもありました。
ブラシは、リッツカールトンに泊まると部屋においてあるものと同じです。
ドレッサールーム
ロッカールームの向かいの、ドレッサー専用ルーム。
アメニティは、ESPAプロダクトの化粧水や乳液など。
スタッフにお願いすると持ってきてくれます。
ESPAプロダクトがお試し利用できるのは嬉しいですね!!!
施設内は、客の数よりも多くのスタッフが行き来していました。
誰かがドレッサーを使用する度に、椅子やテーブルは消毒、ゴミや使い終わったタオルもすぐに回収されていました。
新型コロナウィルスの感染予防対策として、衛生管理が徹底されていて、とっても安心です。
シャワー&トイレ
右側にトイレが2室、左側にシャワーが2室
ヒートエクスペリエンス
ヒートエクスペリエンス(温浴施設)の入口。
至るところにリッツロゴのお水のペットボトル、温かい水などの用意があります。
スタッフにお願いすると、フルーツジュースもいただけるようです。
通常は、ヒートエクスペリエンスの中は、カメラの使用は不可です。
スタッフに確認したところ、中に人がいないことを確認した上で、特別に撮影させてもらえました。
左側(窓側)にホットバス、右側にコールドバス、奥がスチームサウナです。
ホットバス
唯一残念だったのが、シェードが下がっていて、高層階からの絶景が見えなかったこと。
ここからの夜景がすごくキレイで、東京タワーも拝めるとのことで楽しみにしていたのですが、日中だったからでしょうか。それとも、自分で開けることができたのでしょうか。。。
温度は40度。15分程度ゆっくりつかって、体も心もリラックス〜♪♪
コールドバス
サウナの後にシャワーを浴び、水風呂に手を入れてみたら、思っていたより冷たかった。
スチームサウナ
ドライサウナ
ヒートエクスペリエンスの中にもシャワーが2室あります。
手すりには薄手のタオルがかかっていました。
リラクゼーションスイート
体が温まったら、いよいよお楽しみのトリートメントです!!
先ほどまでの明るいお部屋とは違う、薄暗い静かなお部屋が、気持ちを落ち着けます。
ベッドで寛いで待っていると、セラピストさんがお迎えにきてくれました。
ザ・リッツ・カールトン スパ 東京 SAKURA(サクラ)トリートメントを体験
ムーディーな廊下。これからの儀式に期待が高まります。
廊下はL字型になっていて、左右に合わせて10室のトリートメントルームがあるそうです。
さて、どんな体験が待っているのでしょうか。
トリートメントルーム
私が案内されたのは、こちらのシングルトリートメントルーム。
1部屋ごとに、日本の花の名前がついていました。
海外からのお客様も絶対に喜びそうな和の雰囲気溢れるお部屋♡
障子風の扉の奥には、トリートメント時に使用するタオル等が格納されていて、すっきりしています。
プロダクトは英国の高級スパブランドESPA(エスパ)
リッツカールトンの御用達スパブランドESPA(エスパ)。
最高品質の植物エキス、海洋成分等、厳選された天然素材だけ使った、自然派のスキンケアブランドなんです。
すべてのお客様の自然な美しさを引き出し、心からのリラックスを実現するという信念に基づいて作られていて、アロマオイルも贅沢に配合されているので香りもすごくいいんですよ!!
EPSA SAKURA Experience
最初に、SAKURAトリートメントの内容と、使用するプロダクトについて説明をしていただきました。
セラピストさんは若くて可愛い方で、これ以上のものはないと思えるくらい丁寧な言葉で、一生懸命説明してくれました♡
SAKURAトリートメント ※公式ページより引用
穏やかな時間の流れに身を任せて、日々の心身の疲れを癒す桜色のローズクオーツを使った新しいトリートメント。ローズクオーツと温めたエッセンシャルオイルを使用し、お客様のニーズに合わせ施術を施し、ゆっくりと筋肉をほぐします。
流れるようなリズムとタッチのフルボディトリートメントで心身共にリラックスした後、ローズクオーツを使用したフェイシャルトリートメントでお顔全体の凝りをほぐし、最後にスカルプトリートメントで更に深いリラクゼーションへと誘います。心身ともに癒し、新たな美と生命力をはぐくむ時間をご提供いたします。
SAKURAは、頭の先から足先まで、リラクゼーションを目的としたトリートメントで、
ハンドだけでなく、桜色のローズクオーツを使って凝りをほぐすのが特徴です。
エイジングや美白などに特化したものではありませんが、プチフェイシャルも含まれているのが嬉しいです♪
せっかく贅沢するなら、ボディもフェイシャルもしたいですもんね。
フェイシャルとボディの間には、全身に「気」を入れるエナジーワークもあります。電波の乱れが発生する恐れがあり、部屋に携帯を持ち込まないことがオススメ、とのことでした。(写真を撮りたかったので持ち込んでいますが、特に問題は起こっていません)
桜のバスソルトを使ったフットバス。
最初から、心を掴みます♡
SAKURAトリートメントの大まかな流れはこんな感じ。ボディがメインです。
1.フットバス
↓
2.フェイシャル(約5分) 化粧水+オイル
↓
3.エナジーワーク(約7分)
↓
4.ボディ(背面→表面) オイル
↓
5.スカルプ ヘアクリーム
使用したESPAのプロダクトはこちら。
- Hydrating Floral Spafresh(化粧水)
- Optimal Skin ProSerum(フェイシャルオイル)
- Restrative Bath & Body Oil(フット&ボディオイル)
化粧水は、ドレッサーでも使用することができるものと同じで、ネロリの香り。
ネロリは、オレンジビターの花から作られた精油で、花の甘さが少ないのが好き♡
顔を拭き取るような感じで、さっと終わりました。
次に、温めたオイルとローズクオーツで、顔面をソフトにタッチ。
香りはジャスミンだそうですが、心地よいソフトタッチでウトウトしていたのでしょうか。
あまり記憶にないです。
エナジーワークでは、手の平や足の裏から気を送り込みます。
フットバスでもそうでしたが、足先が温まると、とても気持ちいいですね♪
ボディトリートメントは、温めたオイルを使い、ハンドでリンパを流した後、ローズクオーツで凝りをほぐします。
スイートオレンジとゼラニウムの香りが、すごく私好みで、思わず「これ好きです♡」と言っちゃいました。
ハンドマッサージは、リンパの流れが滞った私の足にはソフトすぎたので、少し強めにお願いしました。本来のSAKURAの強さは「ソフトタッチ」だそうです。
温めたオイルとローズクオーツを使ってのボディトリートメントは、ソフトタッチでも体の芯にしっかり力が届くように感じました。
あまりの心地よさに眠ってしまい、いつの間にかボディトリートメントは終了。
最後は、あらかじめ髪につけておいたスカルプクリームを馴染ませ、軽い頭皮のマッサージで終わりです。
施術終了後はガウンを羽織り、リラクゼーションルームに戻ります。
リラクゼーションルームで、桜煎茶をいただきました。
桜に始まり、桜に終わる
マッサージをした後に起こる揉み返しのような疲れもなく、なんだか夢心地のまま時間が過ぎていった感じです。
これが本当のご褒美スパなのかもしれませんね。
これでセラピストの方とお別れです。
施術後は、好きなだけ施設を利用してよいとのことで、リラクゼーションルームで暫くゆっくりし、再度ヒートエクスペリエンスを堪能。
結局、受付からトータル3時間半程、スパ施設にいたでしょうか。
贅沢かつ至福の時間でした♪
ザ・リッツ・カールトン スパ 東京 SAKURAトリートメントのお得な予約方法
このSAKURAトリートメント、最初に見た時から気になっていたのですが、リッツカールトン東京の公式サイトでのお値段にビックリ。
SAKURAトリートメント(リッツカールトン東京公式ページ)
料金 57,000円(120分)
※上記は、税金・サービス料別の料金です。
他のホテルスパも候補に入れて調べていたところ、一休でお得にSAKURAが体験できるコースを見つけました。
【一休限定】【期間限定】ESPA Sakura Experience
SAKURA120分の一部を体験できる、2020年7月31日までの期間限定特別プラン
料金 平日29,800円、休日32,800円(75分)
※上記は、税金・サービス料込の料金です。
これなら、私にとっては贅沢だけど、なんとか手の届く範囲です♪
さて、マリオット会員の方に嬉しいお知らせです。
一休で予約しても、マリオットボンヴォイのポイントがつきますよ!
一休のスパ予約から予約する際に、備考欄に「マリオット会員」であることを記載しておきましょう。
当日、受付の際に、マリオットボンヴォイの会員番号を伝えると、数日後ポイントが付与されます。
ザ・リッツ・カールトン スパ 東京 マリオット会員ならではの嬉しいサプライズ
スパ予約時に、マリオット会員であること、6月は私の誕生月なのでスパ再開を待ち望んでいたことを伝えたところ、とっても嬉しいサプライズがありました。
その日のスタッフやセラピストの方からのご好意であり、同じことを伝えても、同じようなサプライズがあるとは限りませんので、その点はご了承ください。
肩または足にクーリングバームのサービス
SAKURAトリートメントが一通り終わったところで、「マリオット会員へ」とのことで、クーリングバームをサービスしてくれました。
肩または足を選べるとのことで、私は肩を選びました。
プロダクトはきちんと確認していませんが、香りがユーカリのこれかしら。
- Muscle Rescue Barm (肩)
- Cooling Body Moisturiser (足)
セラピストさんからの誕生日カードと紅茶のプレゼント
施術終了後、リラクゼーションルームで桜煎茶をいただく時に、セラピストさんから直筆の誕生日カードと、紅茶のティーバッグ(Beautiful HerbsとFruit & Honey Rooibos)をいただきました。
さっきまで施術していただいたのに、いつ書いてくれたのでしょう。心のこもったカードに感激でした♡
レセプションからのシャワージェルのサンプルのプレゼント
着替えが終わって、レセプションで会計をしていると、レセプションの方からも「お誕生月おめでとうございます」とESPAのサンプルをいただきました。
- Energising Shower Gel
ボディソープとして使っても、お風呂に入れてもいいそうです。
二度、三度のサプライズに、来年の記念日や何かのご褒美に「再訪する」と心に誓いました(笑)
SPGアメックスの紹介による入会でお得に宿泊も
今回、私は宿泊せずに、スパ利用のみでしたが、マリオットボンヴォイのポイント宿泊というものを利用し、無料で宿泊することもできます。
宿泊代をおさえることができれば、お食事代などに費やすことができて、お得ですよね。
ザ・リッツ・カールトン東京:カテゴリー8
必要なポイント数:70,000(オフピーク)/85,000/100,000(ピーク)
さて、そのマリオットボンヴォイのポイントですが、SPGアメックス(年会費31,000円+税)に入会することで、効率的に貯めることができますよ。
まとめ
リッツカールトンスパ東京のシグネチャーメニュー「SAKURA」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ローズクオーツを使った珍しいメニューのSAKURAトリートメントは、桜とアロマを感じながらの最高の全身ケアを楽しむことができました。
ホテル滞在しなくても、ホテルスパでお金と時間を費やすのもいいですね。